うさうさファイナンス

ゆとりを目指して、お金の勉強 ~投資、副業、セミリタイア~

ファイナンシャルアカデミーで学んだこと

 ここでは、私が、ファイナンシャルアカデミー(以下「FA」と言います。)でどのようなことを学んだかを記します。

 

1 四季報の読み方

 あの分厚さと、文字の細かさに、はじめは大いにビビりましたが、今では、英語の辞書のように、必要な時に参照できるように。また、財務状況、収益の推移など、確認すべきポイントも分かるようになり、すっかり愛着のある存在です。

 FAでは、四季報発売後、すぐに、ほぼ全てに目を通して、お宝銘柄を探すことを推しています。ただ、よさそうな銘柄は見つけられても、いつ買えばよいのかは、なかなか分からないんですよね。テクニカル分析などを駆使して、自分でやってみるしかありません。

 私も、1年ほどその形でやってみたのですが、勝率は五分五分くらいでした。理由としては、好業績の大型株は既に値上がりしていることが多い、小型株は注目されるまでに時間が掛かる、意外と四季報発表後に、好業績銘柄でも下がる、そもそも四季報オンラインなどで先に知っている人は既に買っているということが考えられます。そのため、最近では、すべて見るというよりは、ネットやラジオなどで紹介されている銘柄で気になったものを調べるという、まさに辞書的な存在になってきました。

 また、配当や優待銘柄のほか、REITETFなども載っており、投資への関心が高まるにつれて、読み飛ばしていた部分が面白く感じられるようになりました。

 

2 経済に興味を持てるようになった。

 もともとお金には興味があり、なんとか資産を増やせたらよいなぁと思っていたのですが、投資はハードルが高い。損をしたらどうしよう、だまされたくないといったマイナスイメージから、第一歩が踏み出せずにいたのです。

 しかし、株を通じて、投資の世界を知ることができ、経済全体にまで興味が広がった気がします。まずは、経済ニュースをよく見るようになったこと。WBS(ワールドビジネスサテライト)やモーニングサテライトなど、テレ東系列には、ビジネス番組が多数あります。はじめのうちは、株のコーナーしか分からなかったのですが、毎日見ているうちに、為替、経済政策、日銀の方針、数々のテクニカル指標、経済指標、トランプ大統領の発言などが株価に影響を与えていることが分かるようになり、その意味も、少しずつ理解できるようになってきました。また、「タピオカ」や「ワークマン」などのトレンドも知ることができ、知ったことを取引に活用することもできるようになりました。それで、狙い通りに利益が出ると、とても嬉しいです。

 

 おススメの情報源は、次のとおり。

TV番組

 WBS、モーニングサテライト、ガイアの夜明けカンブリア宮殿、未来世紀ジパング

ラジオ

 今日の株式 明日の株式、ザ・マネー、マーケット・トレンド、こちカブなど(いずれも、podcastで視聴できます。)

その他

 日本経済新聞週刊東洋経済、ZAI、週刊ダイヤモンドなどのマネー系雑誌や、ヤフーニュースの経済欄など。また、株式投資の本も、参考にしています(これは別ページでご紹介します。)。

 

 これらが面白く感じられるようになったのは、FAで身に付けた、株に関する体系的な知識が足場となったためと考えられます。つまり、「株に関係ありそうなことは、知りたい(基にあるのは、もっと株で利益を出したい!)。」という思いから、どんどん派生して、興味関心が広がっていったということです。今では、政府の経済政策や、日銀の方針などのニュースも興味をもって聞けますし、トレンドを調べることが楽しくなりました。

 「やる気」という水が溜まっていたところへ、水路を付けたようなイメージでしょうか。その第一歩をいかに失敗なく踏み出すか、はなかなか難しいのですが、FAは、教え方が丁寧でとても良かったと思います。

 

3 株式以外の投資にも目が向いた。

 前述のとおり、株を起点として、投資や金融全体に意識が向くようになる中で、株以外にも、利益の出しやすい投資法が世の中にはあるのだということを知りました。NISAやIDECOといった政府推進系のものに加え、メルカリをはじめとする「せどり」、FX(cf:鈴さん、あっきんさん)、サヤ取り、高配当投資(cf:三菱サラリーマンさん)、REITETFふるさと納税、ブログ、クラウドファンディング・・・、調べてみると一杯あるんですよね。しかも、ブログで丁寧に解説してくださっている方が大勢おられるので、やる気と基礎知識があれば、どんどん挑戦していくことができます。

 特に、「知っている/知らない」、「やる/やらない」という2択で差が出るものが結構あることに驚きました。世の中には、ほぼノーリスクでメリットがあること、実は、色々あって、「投資(ここでは貯金以外にお金を使うことといった意味合い)=怖い」というネガティブイメージが払拭できたことも大きいと思います。

 こうしたことから、最近では、簿記、税務、ファイナンシャルプランナーなど、会計や資産運用全般にも興味が向き始めて、やりたいことがインフレ状態に!

 

 これこそ私が目指していた地点です。

 資格を取得するかは分かりませんが、経済に関心を持ち、知識を身に付けていくことで、今後の人生は大きく変わっていく気がします。上司の顔色をうかがったり、理解不能な施策に唯々諾々と従って、少ない給与を受け取るという受動的な存在から、自分の人生は自分で切り開いていけるような主体的な存在へ変わっていきたい。

 その足掛かりをくれたという意味で、FAは、とても意義のある講座でした。